この記事の目次
1. なぜLS-600Dを選んだのか
中古ショップで見た瞬間に惚れました...
あと、近頃ジャパンヴィンテージと呼ばれる昔の日本製ギターが値上がりしているという情報もあったので「ここで買っておかないと後悔するかも」と思ったことも事実です。
そして、Grecoやオービルなどの選択肢もありましたが、値段が59800円ということもあり「他のジャパンヴィンテージよりもやや価格帯も安めだし、買おう!」
という結論に至りました。
2. 購入した個体の状態

- 年代:1981年製
- 外観:小傷あり・大きなクラックなし
- ネック:やや順そり
- フレット:残り7割程度
プレイヤーズコンディションとしては良好。
ただし、ピックアップは変更されているようでした(当時のカタログでは、ピックアップはクリーム色2発)
3. 実際に手に取った第一印象
- 想像より重い(約4.5kg)
- ネックがすごく頑丈。でも太すぎず握りやすい
- 木材が詰まっている感触があった
- 弾いた時に伝わる振動が今持ってる高価なギターに近かった
4. 音の印象(率直に)

全体的に、太いのですが高音域がすごく出るなと感じました。
後述するのですが、ピックアップを変えても同じ傾向だったので、ピックアップではなくそういうギターなんだろうなという結論です。
クリーン
- 音像が立体的
- 中域が前に出る
リア+センターのミックスが綺麗すぎてやばいです。
クランチ
- ピッキングニュアンスが出やすい
- 80s国産らしい密度感
軽く歪ませた時の粒だちの良さが気持ちいいです。
ハイゲイン
- 潰れにくい
- 古さを感じにくい
もともとこの機種には当時ディマジオが載っていたらしく、購入後に前のオーナーがつけたであろう中華製ピックアップをディマジオに載せ替えました。
その効果も多少はあると思いますが、深く歪ませても潰れず、音の輪郭がしっかりしてる印象を受けました。
5. 正直「思っていたのと違った点」

- 重い(これは本当に重い)
- 取り回しは現代ギターに劣る
- 改造されてた
そりゃ1981年のものですからね。
現代のほうが技術レベルとしては高いわけです。
ただし、当時の木材と技術を掛け合わせたものとして、もはや比べることはできない別ジャンルの存在なんだなとも思いました。
そして私の買ったものは中が改造されていました。
ピックアップ = 中華製のもの
ポッド = CTS製
コンデンサー = オレンジドロップ
ポッドとコンデンサーはアップグレード寄りではありますが、ピックアップは残念...ということでリアのみディマジオのPAF Masterに交換しています。

6. それでも600Dを選んで良かった理由
- 音の芯が太い
- 完成度が高い
- 80s国産レスポールの完成形に近い
さっきも書きましたが、ボディやネックから伝ってくる振動が、所持しているGibsonのレスポールと近い、ないしはほぼ同等のものを感じました。
これが当時の貨幣価値とはいえ6万円台で売っていたのだから、すごい時代です。
そして、作成していたマツモク工場の職人さんたちのプライドが垣間見えます。
7. もし今から買う人へ
- フレイムの派手さだけで選ばない
- 重量は必ず確認
- PUのモデルを確認
当時はディマジオが載っていたモデルではあるので、もし見かけたら、チェックすることをお勧めします!
8. まとめ
- LS-600Dは玄人向け
- だが一度は触る価値がある
- 今後も評価は落ちにくい