SGって、見た目がかなり特徴的ですよね。
薄いボディにダブルカッタウェイ。
レスポールとはまた違う格好良さがあります。
私もSGが好きで、Gibson SG Standard ’61 2019年製を持っています。
そして以前、中古でEpiphone G-310 Whiteも買いました。
せっかくなので、
「安いEpiphoneのSGタイプと、本家Gibson SGって実際どれくらい違うんだろう?」
と思って、同じ条件で弾き比べたことがあります。
動画も残っています。
先に結論を言うと、結構違いました。
ただ、
「Epiphoneは安いからダメ」
という感じでもなかったです。
この記事の目次
比べたのはGibson SG Standard ’61とEpiphone G-310
今回比べたGibsonは、2019年製のSG Standard ’61。
Vintage CherryのいかにもSGという見た目です。

マホガニーボディにSlim Taperネック。
ピックアップはBurstbucker 61R/61T。
何より軽い。
レスポールを弾いたあとに持つと、
「SGってこんなに楽だったっけ?」
となります笑
もう1本がEpiphone G-310 White。

こちらは以前中古で買ったギターです。
Gibsonと同じSGシェイプですが、G-310はボルトオンネック。

ピックアップもGibsonとは当然別物です。

なので、
「Gibson SGの廉価版」
と考えるより、
SGの形を安く楽しめる別のギター
くらいに考えたほうが近いと思います。
ちなみに現在販売されているEpiphone SG Standardとは違うモデルです。
ここは注意してください。
一番違ったのは音の「密度」だった
動画を撮りながら一番感じたのはこれです。
Gibsonのほうが音が太い。
……というより、音の中身が詰まっている感じがあります。
コードをジャーンと鳴らした時も、
Gibsonは真ん中にしっかり芯がある。
G-310はもう少し軽い。
特にクリーンだと違いが分かりやすかったです。
Gibsonはピッキングした強さに合わせて音が変わる感じがあります。
弱く弾けば甘くなるし、強く弾けばジャキッと出てくる。
G-310はもっとシンプル。
これは悪いというより、
「価格差ってこういうところに出るんだな」
と思いました。
でも歪ませるとG-310も結構楽しい
意外だったのはこちら。
歪ませるとG-310も普通に楽しいんですよね。
パワーコードをジャーン。
ロックっぽいリフを弾く。
これならちゃんとSGっぽい雰囲気があります。
もちろんGibsonと弾き比べれば違います。
Gibsonのほうが音の輪郭も残りますし、弾いている時の反応も気持ちいい。
ただ、
部屋でアンプを歪ませて遊ぶ。
好きなロックの曲を弾く。
という使い方なら、G-310も全然ありでした。
安いギターって、こういうところが面白いんですよね。
弾き心地はGibsonのほうがかなり好き
これはGibson。
私はSG Standard ’61のネックが結構好きです。
薄めのSlim Taperで、ハイポジションもかなり弾きやすい。
SGはボディとの接合位置がレスポールよりかなり奥なので、17フレットより上でも手が入りやすいです。
ソロを弾くならかなり楽。
そして軽い。
これが大きいです。
レスポールも好きなんですが、長時間弾いていると普通に重い笑
SGはパッと持って弾けます。
一方G-310も弾きにくいわけではありません。
ただ、2本を続けて持つとGibsonのほうが全体的にまとまっている感じはあります。
ネック、フレット、ボディバランス。
個別の何かというより、
「全部ちゃんとしてるな」
という感じです。
所有感はもうGibsonの勝ちです笑
これは音とは別の話。
でも結構大事。
ヘッドにGibsonと書いてある。
Vintage CherryのSG。
ハードケースを開ける。
テンション上がります笑
ギターって楽器なので音や弾き心地は当然重要なんですが、
持っていて嬉しい
というのも私は結構重要だと思っています。
G-310は逆。
多少ぶつけても気にならない。
部屋に出しっぱなしにして気軽に弾ける。
これはこれでいい。
2本の良さはかなり違います。
初心者ならEpiphoneで十分?
ここはちょっと難しいです。
今回弾いたG-310のような安いSGタイプでも、ギターを始めること自体はできます。
普通に音も出ますし、歪ませればロックもできます。
なので、
「GibsonじゃないとSGを楽しめない」
とは全く思いません。
ただ、今から初心者がSGを買うなら、
「とにかく一番安い中古G-310を探そう」
とは言わないです。
中古なので個体状態の差があります。
ネックやフレット、電装系などを初心者が判断するのは少し難しい。
今なら現行のEpiphone SGシリーズもありますし、楽器店で実際に持ってみるほうが安心です。
安い中古ギターをネットで買う時の考え方はこちらにも書きました。
→ メルカリでギターを買うのはやばい?中古ギターのトラブルと失敗しない見分け方
じゃあ価格差だけの価値はあるのか
Gibsonと安いEpiphone。
価格は全然違います。
じゃあ値段が何倍もするから、音も何倍も良いのか。
そういう話ではないと思います。
ただ、
Gibsonを弾いたあとにG-310を持つと、
「高いギターって、こういう細かいところが積み重なってるんだな」
とは感じます。
音。
弾いた時の反応。
ネック。
フレット。
パーツ。
塗装。
そして所有感。
1個ずつの差は小さくても、全部合わさると結構違う。
私はそう感じました。
私ならどっちを選ぶ?
今の自分ならGibson SG Standard ’61です。
これは迷いません。
もう持っていますし笑
音も好き。
軽い。
ハイポジションも弾きやすい。
何より弾いていて気持ちいいです。
ただ、昔ギターを始めた頃の自分ならG-310みたいな安いSGでも普通に楽しめたと思います。
最初からGibsonじゃないとダメなんて全然ないです。
なので、
SGの形が好きで、とりあえず弾いてみたいならEpiphone系。
SGそのものが好きで、長く使う本命が欲しいならGibson。
個人的にはこのくらいの分け方です。
今回の2本はかなり価格帯が違うので、
「どちらが勝ち?」
という比較ではないんですよね。
実際に弾いてみると、
値段が違うと何が変わるのか
を見る比較としてかなり面白かったです。
音は動画でも比べているので、気になる方はこちらもどうぞ。