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ギター知識・コラム

メルカリでギターを売る方法|梱包・送料・発送トラブルを防ぐ手順

メルカリでギターを売るときは、出品価格だけでなく、状態説明・梱包・発送まで先に決めることが大切です。ギターは細長く、ネックやヘッドへ力がかかると破損しやすいためです。

先に結論をまとめます。

  1. 音と状態を確認する
  2. 傷や不具合を写真と文章に残す
  3. 梱包後のサイズを測って送料を決める
  4. ケース内と外箱内の両方で固定する
  5. 発送前の状態と梱包を写真に残す

出品から発送までの全体の流れ

初めて出品する場合は、次の順番で進めると迷いにくくなります。

  1. 型番、状態、付属品を確認する
  2. 同じモデルの販売状況を調べる
  3. 梱包後のサイズと送料を見積もる
  4. 写真を撮り、商品説明を書く
  5. 送料と販売手数料を含めて価格を決める
  6. 配送方法を設定して出品する
  7. 売れたら説明文と同じ状態か再確認する
  8. 梱包し、発送前の写真を残して発送する

先に仮梱包まで行っておくと、売れた後に「サイズが収まらない」「箱が見つからない」と慌てずに済みます。

出品前に確認すること

最低限、次を確認します。

  • アンプにつないで音が出るか
  • セレクター、ボリューム、トーンが動作するか
  • ガリや大きなノイズがないか
  • ネック、弦高、フレットに目立つ問題がないか
  • ペグ、ブリッジ、ジャックに緩みがないか
  • 改造歴や交換部品があるか
  • ケースやアームなどの付属品が揃っているか

判断できない項目を「問題なし」と断定しないことが重要です。「アンプでの音出しのみ確認」「専門的な測定は未実施」のように、確認した範囲を書きます。

写真で撮っておきたい場所

  • ボディ正面・背面・側面
  • ヘッド表裏
  • ネック、指板、フレット
  • ブリッジ、ジャック、ノブ
  • シリアル番号
  • 傷、打痕、塗装欠け
  • ケースと付属品
  • 改造箇所

傷は隠さず、光の向きを変えて分かるように撮影します。これが購入後の認識違いを防ぎます。

商品説明のテンプレート

メーカー・モデル:
購入時期:
新品/中古:
音出し確認:
ネックの状態:
フレットの状態:
ガリ・ノイズ:
傷・打痕:
改造・部品交換:
付属品:
ケース:
発送方法:
梱包方法:
未確認事項:

「現状品」「写真で判断してください」だけでは情報不足です。分かることと分からないことを分けて書きましょう。

販売価格と手取り額の決め方

価格は、同じメーカー・型番だけでなく、商品の状態、付属品、送料負担が近い出品と比較します。出品中の商品だけでは相場より高い場合もあるため、売り切れた商品も参考にしましょう。

通常のメルカリ出品では、商品が売れて取引が完了すると販売価格の10%が販売手数料として差し引かれます。送料込みで出品する場合のおおよその手取り額は、次の式で確認できます。

手取り額 = 販売価格 − 販売手数料 − 送料 − 梱包材代

たとえば30,000円で販売し、送料が2,100円、梱包材が1,000円なら、販売手数料3,000円を含めた手取り額の目安は23,900円です。売上金を銀行口座へ振り込む場合は、振込手数料も考慮します。

値下げ交渉を想定して極端に高く設定するより、同条件の相場と希望手取り額の両方から無理のない価格を決める方が売れやすくなります。

送料は梱包後のサイズで決める

ギターの送料は、本体ではなくケースや段ボールを含めた梱包後のサイズで決まります。

2026年9月4日時点で、らくらくメルカリ便の宅急便は3辺合計200cm、重量30kgまでです。全国一律料金は160サイズ1,700円、180サイズ2,100円、200サイズ2,500円です。160サイズを超える荷物は、ヤマト営業所または集荷から発送します。

3辺合計が201cm以上なら、梱包・発送たのメル便などを検討します。同サービスは200サイズ5,000円、250サイズ8,600円ですが、出品時に必ず公式ガイドを再確認してください。

仮梱包してサイズを測ってから販売価格を決めると、想定外の送料を避けられます。

ギター用段ボールを用意する方法

最も確実なのは、楽器店や梱包資材店でギター用の段ボールを入手する方法です。通販で購入する場合は、内寸だけでなく、梱包後の3辺合計も確認します。

楽器店で譲ってもらえることもありますが、在庫や対応は店舗ごとに異なります。複数の箱を無理につないだ自作箱は強度が落ちやすいため、使用する場合は底面や継ぎ目を十分に補強してください。薄い箱、濡れた箱、つぶれた箱は避けます。

箱を用意してから、ギターやケースとの隙間を含めた完成サイズを測り、利用できる配送方法を決めます。

ケースの種類別に考える

ハードケースがある場合

ケース内でギターが動かないように固定します。ケース自体の傷や汚れも避けたい場合は、ケースの外側も段ボールで保護します。ヤマト運輸では、ハードケースをそのまま梱包資材として扱う場合、ケースに傷や汚れが付く可能性があります。

ソフトケースの場合

ソフトケースだけでは衝撃や圧力から十分に守れないため、ギター本体とケースを緩衝材で保護し、強度のあるギター用段ボールへ入れます。ケース内と外箱内の両方で動かないようにします。

ケースがない場合

本体を緩衝材で包むだけの発送は避け、楽器用段ボールと十分な固定材を用意します。安全な梱包に自信がない場合は、ケースを用意するか、梱包を依頼できる買取サービスも比較しましょう。

安全に梱包する手順

ヤマト運輸は、規定サイズ内で、楽器専用ハードケースまたは楽器店で扱う専用段ボールに梱包されたギターを受け付けています。ただし、梱包状態によっては受け付けられない場合があります。

1. 付属品を外す

アーム、チューナー、ストラップなど、本体へ当たりそうな物は外して別に固定します。

2. 弦を少し緩める

ヤマト運輸は破損防止のため弦を緩めるよう案内しています。特殊なブリッジは、構造に応じて無理のない範囲で対応します。

3. ネックとヘッドを守る

ネック下へ柔らかい緩衝材を入れ、ヘッドが壁へ当たらないようにします。ヘッドだけを強く締め付けず、ギター全体がケース内で動かない状態にします。

4. ボディと外箱を固定する

ボディ側面、ストラップピン、ブリッジ、ノブ周辺を保護します。ケースも商品としてきれいに届けたい場合は、外側を段ボールで保護します。外箱との隙間を埋め、軽く揺らして動かないことを確認します。

ソフトケースだけで受け付けられるとは限りません。発送前に営業所へ梱包状態を確認すると安心です。

発送前に写真を残す

  • 発送直前の本体
  • 傷や不具合
  • シリアル番号
  • ケース内の固定状態
  • ヘッドとネックの保護
  • 外箱内の緩衝材
  • 封をした箱
  • サイズ計測時の状態

配送中の破損などが起きた際、出品者と購入者が状況を確認する材料になります。

よくあるトラブルと予防策

説明にない傷や不具合

確認結果と傷の写真を載せ、判断できない点は未確認と明記します。

配送中の破損

ケース内と外箱内の両方で固定します。問題が起きたら自己判断だけで進めず、配送会社とメルカリの案内に従います。

想定より送料が高い

梱包後に3辺を測ります。160サイズ超では発送場所も確認します。

発送前に状態が変わった

そのまま送らず、購入者へ説明します。商品説明、写真、取引メッセージを基準に冷静に対応します。

買取サービスも比較したいケース

ハードケースや梱包材がない、大型・高額なギターである、状態を説明できない、購入者対応へ時間をかけたくない場合は、楽器店や買取サービスも候補です。

手取り額だけでなく、梱包材、送料、販売手数料、作業時間、配送リスクまで含めて比較しましょう。

まとめ

  • 状態を確認し、傷や不具合を正直に伝える
  • 梱包後のサイズで送料を計算する
  • ケース内と外箱内で動かないようにする
  • ヘッドとネックを守る
  • 発送前の写真を残す
  • 不安なら買取サービスも比較する

売れた後まで準備できていれば、取引トラブルは減らしやすくなります。

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