ディストーションといえば、まず名前が出てくるのがBOSS DS-1。
オレンジの見た目も分かりやすいし、BOSSだし、値段も現実的。
最初の歪みエフェクターを探している人なら、一度は候補に入るんじゃないでしょうか。
ということで、今回は手元にあるBOSS DS-1をレビューしていきます。
先に言うと、DS-1はかなり楽しいです。
踏んだ瞬間に「あ、歪んだ!」って分かるタイプ。クリーンから一気にロックっぽくなるので、初めてエフェクターを踏む人にはかなりテンションが上がると思います。
でも、何でもいい感じにしてくれる便利ペダルかというと、そこはちょっと違います。
音作りを雑にすると、シャリっとしすぎたり、思ったより細く感じたりすることもあります。ここがDS-1の面白いところであり、最初に少し戸惑うところでもあります。
この記事では、実際にDS-1を使って感じたことを、初心者目線でまとめます。
この記事の目次
BOSS DS-1は初心者の最初のディストーションにおすすめ?
個人的には、ロックっぽい歪みが欲しいならかなりありです。
SD-1みたいなオーバードライブより、DS-1の方が変化は分かりやすいです。
踏むと一気に歪みます。
この「一気に変わる感じ」が、最初のディストーションとしてはけっこう楽しいんですよね。
クリーンの音だけで練習していて、好きな曲の雰囲気に近づかないなーと思っている人には、かなり分かりやすい変化が出ます。
もちろん、DS-1を買えば全部解決!みたいな話ではないです。
ToneやDistを上げすぎると、音が硬くなりやすいです。アンプやギターによっては、ちょっと耳に痛い感じになることもあります。
なので、最初は「歪ませまくるぞ!」よりも、少し控えめな設定から始める方が使いやすいと思います。
実際に使って感じたDS-1の音
DS-1の音は、硬めでロック寄り。
良くも悪くも、ちゃんとディストーションです。
アンプの音を自然に少し太くするというより、ペダル側で「歪みの音」を作る感じがあります。
ロックっぽい歪みが分かりやすい
DS-1の良さは、やっぱり分かりやすさです。
踏むとちゃんと歪む。
これ、当たり前のようで初心者にはけっこう大事だと思っています。
初めてエフェクターを買って、踏んでも変化が分かりにくいと「これで合ってるの?」となりがちです。
その点、DS-1はかなり分かりやすいです。ロックっぽい歪みが欲しいなら、踏んだ瞬間に楽しいやつです。
Toneは上げすぎ注意
DS-1で一番気をつけたいのは、個人的にはToneです。
Toneを上げると音は抜けます。
抜けるんですが、上げすぎると一気に硬くなります。アンプによっては「お、ちょっとキンキンするな」と感じることもあります。
僕も最初はなんとなく全部12時くらいで使ってました。
でも、ギターやアンプによってはToneを少し下げた方が使いやすいです。
単体で歪ませる楽しさがある
SD-1はブースターっぽく使うのも楽しいですが、DS-1はもっと分かりやすく「これ1台で歪ませる」感じです。
家でアンプをクリーンにして、DS-1で歪みを作る。
シンプルですが、これはこれでかなり楽しいです。
初めてディストーションを踏んだ時の、「おお、ロックっぽい!」みたいな感覚はちゃんとあります。
DS-1が初心者に向いているところ
- 歪みの変化が分かりやすい
- ロックっぽい音を作りやすい
- つまみが3つでシンプル
- BOSSなので踏みやすくて丈夫
- 新品でも中古でも探しやすい
- 定番なので、あとから他のペダルと比べやすい
最初のディストーションとして大事なのは、まず楽しいことだと思っています。
その点でDS-1はかなり分かりやすいです。
クリーンから踏んだ瞬間に音が変わるので、「エフェクターってこういうことか!」となりやすいです。
DS-1が合わないかもしれない人
DS-1、楽しいんですが、合わない人もいます。
- 自然なオーバードライブが欲しい人
- 太くて丸い歪みが好きな人
- 音を少しだけ変えたい人
- ブルースっぽい粘る音を作りたい人
- 低音の太さをかなり重視したい人
このあたりを求めているなら、DS-1よりSD-1や別のオーバードライブの方が合う可能性があります。
DS-1は、アンプの音を自然に少しだけ足すペダルというより、ペダル側で歪みを作るタイプです。
ここを分かった上で選ぶと、かなり楽しめると思います。
関連記事:BOSS SD-1レビュー|初心者の最初のオーバードライブにおすすめできる理由
DS-1だけでなく、SD-1やTS9、Soul Food、Pure Skyも含めて最初の1台を選びたい方は、こちらの比較記事も参考になると思います。
関連記事:初心者向けの安い歪みエフェクターおすすめ5台比較|最初の1台ならどれ?
まず試したいDS-1のセッティング
DS-1は、いきなり全部上げるより、ちょっと控えめから始める方が使いやすいです。
| 使い方 | Tone | Level | Dist | こんな感じ |
|---|---|---|---|---|
| まず試す | 10時〜11時 | 12時 | 12時 | 硬くなりすぎない基本 |
| 軽めのロック | 10時 | 12時 | 10時〜11時 | 歪み控えめ |
| しっかり歪ませる | 11時〜12時 | 音量が合う位置 | 1時〜2時 | DS-1らしい歪み |
| 明るく抜けを出す | 1時前後 | 音量が合う位置 | 12時〜1時 | 抜けるけど硬くなりやすい |
まずはToneを10時〜11時くらいから試すのがおすすめです。
Distも最初から全開にしなくてOK。12時くらいでもけっこう歪みます。
そこから「もっと歪みが欲しい」「もっと抜けてほしい」と思ったら、少しずつ上げていく感じでいいと思います。
SD-1やBD-2wと比べるとどう違う?
BOSSの定番歪みで迷うなら、DS-1、SD-1、BD-2wあたりが候補になりやすいです。
| モデル | ざっくりした印象 | 向いている人 |
|---|---|---|
| BOSS DS-1 | 硬めでロック寄りのディストーション | 分かりやすく歪ませたい人 |
| BOSS SD-1 | 中域が前に出るオーバードライブ | 最初の基準が欲しい人 |
| BOSS BD-2w | ジャキっとした反応の良い歪み | 弾き方のニュアンスも出したい人 |
僕の感覚では、ロックっぽく分かりやすく歪ませたいならDS-1。
軽い歪みやブースターっぽい使い方もしたいならSD-1。
この分け方が一番分かりやすいと思います。
BOSSの歪み3台を比べた記事はこちらにまとめています。
関連記事:BOSS DS-1とSD-1の違いは?BD-2wも含めて初心者向けに比較
新品と中古、どっちで買うのがいい?
DS-1は定番なので、中古でもよく見かけます。
安く買えるなら中古も全然ありです。
ただ、初めてのエフェクターなら、新品か状態の良い中古が安心だと思います。
スイッチの反応が悪い、ノブにガリがある、電源まわりが不安定。このあたりを引くと、最初の1台としてはちょっと面倒です。
中古で買うなら、最低限ここは見たいです。
- 音出し確認済みか
- ノブにガリがないか
- スイッチがちゃんと反応するか
- 電池・アダプターの両方で使えるか
- 外装に大きな割れや破損がないか
ギター本体ほど神経質になる必要はないですが、フリマアプリで買うなら説明が丁寧なものを選んだ方が安心です。
関連記事:メルカリでギターを買うのはやばい?中古ギターのトラブルと失敗しない見分け方
新品価格や在庫は時期によって変わるので、買う前にいくつか見比べておくと判断しやすいです。
まとめ:DS-1は分かりやすく歪ませたい人に楽しい
BOSS DS-1は、初心者の最初のディストーションとしてかなり楽しい1台です。
踏んだ時の変化が分かりやすい。
ロックっぽい歪みが作りやすい。
定番なので、あとから他のペダルと比べる時の基準にもなります。
もちろん、自然なオーバードライブや太く丸い歪みが欲しい人には、別の選択肢もあります。
でも、最初に「エフェクターでロックっぽく歪ませる楽しさ」を知りたいなら、DS-1は今でも候補に入れていいと思います。
安い。丈夫。分かりやすい。
そして、ちょっと音作りにコツがいる。
そこも含めて、DS-1らしいなと思います。